角川つばさ文庫という子供向けのレーベルに移植されてたみたいですね。
発売日見ると6/12。わりと出来立てほやほや。
角川つばさ文庫の特徴として、子供向けに文字を大きく、ふりがなをふるなど読みやすくしてあるようだったのですが、ふと思い出したのが「涼宮ハルヒの憂鬱」内における、児童に対しては教育上不適切と思われる内容の箇所。
ハルヒがコンピューター研部長にSOS団団員のみくるの胸を触らせて証拠写真を撮影、それをネタに脅迫してコンピューターを無償提供させるシーンでのセリフ。
「部員全員が集団でこの子を【ピーー】したって言いふらしてやる!」
(アニメでは「【ピーー】」でしたが、原作では1~2文字を残した伏せ方をしてたと思います)
証拠捏造の上の脅迫行為はまあ、フィクションですしいいとして(っていうかそこを削ったらハルヒがハルヒでなくなってしまう)、「ママー、これってどういう意味?」って聞かれてはちょいと困る内容です。
パラパラーっとその箇所を探したら、
「【ピーー】」の部分が「いたずら」とまろやかに表現されていました。なるほどね。
テレビばっかり見て本を読んでくれないお子さんに「なんでもいいから活字に慣れて欲しい」と願うのは世のお母さんの常。人気アニメの原作ライトノベルを子供が読んでも安心な形にしてくれるというのは願ったり叶ったりなのかもしれませんね。
角川つばさ文庫の他ラインナップを見てみると、スレイヤーズなんかもありました。
今の子知ってるのかしら?
小中学生の女の子って魔法使いもの好きだからかなとも思いますが、もしかしたらお母さん世代へのアプローチだったりしてw
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